2009/09/16

iTunes 9をiTunes 8風ルックスにカスタマイズ

先日アップデートされたiTunes 9。目立つ新機能と共に、新しいカラムブラウザやより詳細なルールを作れるスマートプレイリストなど細かなチューンナップも施され、痒いところにも手が届くように仕上がってきました。またルックスも手が入り、グラデーションの強いデザインに変更されました。
私見ですが、このルックスがとても野暮ったく見えてなりません。特にミニプレーヤーにしたとき強調されてしまうハイライトの入り方が…ダサッ!。ミニプレーヤーで使う時はこっそりと目立たなくなっていて欲しいのですが…。
またiTunes Storeを筆頭にミュージックやアプリケーションのグリッド表示で背景が以前のiTunesの濃いグレーから白基調に変更されています。パッと見のデザインはスッキリして良いのですが、長い間ディスプレイを見ていると目がとても疲れるやすくなってしまいました…。
機能的に素晴らしいアップデートなのにちょっと残念…と半ば諦めていたのですが、ネット上に「iTunes 9の外観をiTunes 8にカスタマイズする」というお題にいくつか遭遇しました。あ〜同じ気持ちの方がいるんだなぁと感じながらいくつかカスタマイズに挑戦してみました。結果だけですが「Dark Grid Mod for iTunes 9」というカスタムテーマがとても良く出来ていたのでこれに落ち着きました。下のスクリーンショットはカスタマイズ前後のものです。グリッド表示の背景もグレイになり、ほぼ完璧にiTunes 8に戻っています。
この「Dark Grid Mod for iTunes 9」には「10.6」「10.5」それぞれのカスタマイズ用インストーラーと「オリジナル(iT9)に戻す」インストーラーが付属してるので効果が気に入らなかった場合簡単に元に戻すことができます。さらにテーマは4種類あるのですが試されれば追々分かることなので割愛します。注意点としてインストーラー起動直後のチェックボックスには全てチェックが入っているので、必要な分以外のチェックを外すこと。それから「Localized」のチェックは入れておいた方が無難です。(外してみたところ一部で表示が読み取り辛くなってしまいました)
興味がある方は、例によって“At your own risk”でお試しになって下さい。

こういった感覚的な部分は十人十色、様々な意見があるでしょうが、今回のように「iTunes 8に戻す」カスタマイズ法が早い時期に出てきたのは、このiTunes 9のルックスに世界中から少なからず反発の声があった結果といえるのではないでしょうか。
modoの日本語HTMLマニュアルもそうでしたが、ほんの一手間、少しの気遣いが印象のみならず使い勝手を左右するので、デザインに携わる者はそのあたりしっかりと押さえたいところです。

追記:9月23日
早くもiTunesが9.0.1にアップデートされ、現時点で「Dark Grid Mod for iTunes 9」が使えなくなってしまいました。インストールできない訳ではないのですが9.0.0に戻ってしまいます。それにリンク先が切れてしまい一抹の不安を感じます。また9.0.1対応版を作っていただけることを期待しましょう。
今後iTunesにマイナーアップデートがあるたび、一々やきもきするのかと思うとちょっと鬱陶しくなりますね…

追記:10月14日
iTunes 9.0.1対応版が「iTunes 9 Dark Grid Mod」に名称を変えて復活しました!

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